LIXIL テラス囲い 土間納まり


こんにちは。

冬らしい気候になってきました。

LIXILテラス囲い 設置の様子をご紹介します。

リクシル テラス囲い サニージュという商品です。
✿まず、本体をどの仕様、納まりにするかを決めます。
おうちの部屋とテラス囲いの床の高さを合わせる「床納まり」・土間に合わせる「土間納まり」・バルコニーに合わせる「バルコニー納まり」があります。
今回は、土間納まりタイプ。
✿回りを窓で囲うか、囲わずにオープンタイプにするか、設置する場所、用途によって決められます。
✿寒冷地で心配になるのが、積雪です。一般地域用積雪60cm対応、積雪地域用積雪150cm対応、多雪雪地域用300cm対応があります。今回は、150cm対応です。
✿開口部のサッシは、タイプがいくつかあり、使い勝手に合わせて選べます。
今回は、側面は、引き戸。正面は、高窓タイプで、半分から下が すりガラスのものです。
✿本体カラーはシャイングレー、ブラック、ホワイト、オータムブラウンなどがあります。
今回は、シャイングレー
✿屋根の材質は、色、明るさなど選べます。
✿オプションで、天井に着ける内部日除けもあります。

今回の工事は、すでにある犬走り部分を一部こわして、そこに本体の柱を建てました。本体を先に建ててから、あとからコンクリートの床をつくりました。

床をつくる順番です。①まず砕石を入れる②転圧する③コンクリートを入れるための型枠をつくる④鉄筋を組む⑤コンクリートを流し込む
コンクリートは、寒冷地仕様の厚さ20cmです。早く使えるように早く強度の出るコンクリートを使用しました。
重機が入れないため、ミキサー車で運ばれる生コンクリートも一輪車で人力で運びました。

仕上げは、金コテ仕上げ。手できれいにならします。そのほかの仕上げ方法として、ハケで表面をならすハケ引き。ホウキでならすホウキ引きがあります。

側面の引き戸は透明ガラスにしたら中が丸見えだったので、完成後、玄関側に目隠しシートを自分で張ったそうです。

工事の感想をいただきました。
✤ご依頼前のお庭の問題点や要望
家の犬走りのところの屋根をもう少し出せるといいなと思っていました。
外で飼っている犬の居場所がリビングからは見えない車庫だったので、リビングから見えるところに移動したいとずっと考えていました。
✤今回の工事でよかった事
飼い犬の居場所も確保できて、車庫には車を停められるようになりました。
テラス囲いを付けたことで、家の部屋の中も温かく感じるし、防音効果もある気がします。
物干しをつけたので、雨でぬれてしまったジャンバーなどを干すのにも便利でした。
床をコンクリートにしたので、お掃除が楽です。
✤ご感想
重機が入れない場所に建てるということで、手作業での作業がたいへんだったと思います。ありがとうございました。
犬も喜んでテラス囲いの中にいて、自分のお家だと認識したようです。家の部屋の窓を開けて犬とたわむれることができ、とても楽しいです。庭と家との間の空間ができたことで、縁側のように使えると思います。椅子を置いたり、犬のグッズを置いたりして楽しく使いたいと思います。

ありがとうございました。
ワンちゃんも気に入ってくれたようでよかったです🐕